【読書メモ】常識の1ミリ先を考える 長倉顕太
本の出版の話
本も見た目が9割
世間は意外と冷たい。
「装丁・帯・前書き」で期待感を抱かせる。
YouTubeの「タイトル・サムネ・第一声」と同じだな。
世界観を演出する。
人は感覚で買い、理屈で納得する。
コピーライティングの話が出てきた。
数字を出す、文字のバランス、ギャップと疑問、断言。
最初の1行目は2行目を読んでもらうため。
新人の武器は「エネルギー」やら「気合」あるいは「初心」?
だが味方は担当者だけか。
あぁ、本当に「タイミング」なんて私の都合とは関係ない。
準備しておくことだ。
書くべきことの本質は出尽くしている。
視点を変えて似たような本が売れる。
数年前の本と、本質的にはあまり変わらない。
人の欲は不変だから。売れるジャンルは決まっている。
ただ周期的に流行がある。
半年先を読む。少なくとも季節は読める。
1ミリずらす。視点とかコンセプトとか。
要するにパクる。
ただし自分の心を動かしたものから。
そうすれば「本物」になる。
読者の声・・・アンケートにある要望は無視する。
読者は正解を言えない。自分の心すらわかってない。
それをどう感じ取れるか。